メコン5ケ国(タイ・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・ラオス)では、経済的な発展が急速に進んでいますが、都市と農村の格差や、貧富の格差がますます広がり、国の財政は、未だ教育に恵まれない子どもたちまで手が回らないのが現状です。
例えばカンボジアとラオスでは
カンボジアの中等教育就学年齢に相当する子どもであって中等学校に就学する子どもの人数が、当該年齢の子どもの総人口に占める割合。※
国際貧困ラインといわれる1日1.25米ドル未満で暮らす人がラオス国民全体の34%も占める。3人に1人は貧困ラインの収入しかない。※
※ 世界子供白書2015
国際貧困ラインといわれる1日1.25米ドル未満で暮らす人がラオス国民全体の34%も占める。3人に1人は貧困ラインの収入しかない。※
※ 世界子供白書2015
国際貢献は今、国連から市民社会全体に求められています。
国際的な潮流 SDGs(持続可能な開発目標)
SDGsとは2015年9月の国連総会で全会一致で採択された 【持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)】を指し、「貧困の根絶」と「持続可能な世界」にむけ2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットを定めた具体的な行動指針です。
このSDGsに対して民際センターならではの関わり方を提示するため、主な事業を通してSDGsの17の目標のうち4つの目標に対して行動していくことを目指しています。
「民際」という言葉には、国ではなく「民」が主体となり、「民」と「民」を結びつける国際貢献を、という願いを込めています。日本生まれの日本人による国際貢献を通じた平和の実現を目指しています。
民際センターの主な事業
1対1でつながる教育支援「ダルニー奨学金」
「ダルニー奨学金」制度は、経済的貧困で中学生教育を受けられない子どもたちの中学就学を支援する、国際教育里親システムです。ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える”1対1の顔の見える教育支援”で、中学校入学から卒業までを支援します。
小学校卒で社会に出るのと、中学校卒とでは、人生は全く違います。中学教育を受けることで人生に夢を持ち、実現に向けた努力も可能になります。今までに、のべ約410,000人の子どもたちの中学就学を実現してきました。
「通学自転車支援」など7つの教育支援プロジェクト
「ダルニー奨学金」で教育機会自体を普及していくことと同時に、学校の環境や教育内容の充実・普及を進めることで初めて課題が解決していきます。
そこで民際センターでは、生徒への「プレゼントセット」「通学自転車支援プロジェクト」「学校教材支援セット」「Libraryキャンペーン」や「少数民族教師養成プロジェクト」「ラオス学校・教室建設」「カンボジア女子寮建設」の7つのプロジェクトを用意しています。
これらのプロジェクトは、民際センターで働くそれぞれの国のスタッフが、現地でどのような支援が必要なのかを考え提案した、本当に必要とされている支援ばかりです。
民際センターの活動を支える
「民際力 マンスリーサポート」
1日33円で
(1,000円/月)
1日100円で
(3,000円/月)
1日333円で
(10,000円/月)
1日333円で
(10,000円/月)
サポーター特典
サポートいただいた方には、
「We support the Education for Development Foundation」
ステッカーを提供させて頂きます。 玄関先や、ノートや手帳、スーツケースなどにご使用下さい。
また、活動報告として、下記3点をお届けします。
30年以上続けてきたからこそ、大人になり国を支えている人や、これから各国の未来をつくる子どもたちの姿を知ることができます。
元奨学生タイのアドゥルさんは、中学校を卒業後、高校に通い、大学に進学。卒業後はヤソトーン県畜産課の職員として働いています。ある日、家に保管してあったダルニー奨学金授与証書を見つけ、タイ事務所(EDFタイ)にメールを送りました。その内容は支援者へのお礼でした。そのメールは支援者に届けられ、その方から「立派に成長してタイの産業に寄与する仕事に就いている事を聞いてとても嬉しい。」とのお手紙が彼に届きました。
カンボジアのスレイさんの将来の夢は学校の先生になる事です。彼女は8人の兄弟の末っ子で父親は、5年前に亡くなりました。自分の土地はなく、十分な収入もないので、兄弟は就学をあきらめざるを得ませんでした。でも、彼女は奨学金を受けることができ、中学校に通う事が出来ています。休日は母親の仕事(ナイロンのかご作り)を手伝わなくては、家族は生活できません。大変ですが夢に向かって彼女は勉強を続けます。
スレイさん
カンボジアのスレイさんの将来の夢は学校の先生になる事です。彼女は8人の兄弟の末っ子で父親は、5年前に亡くなりました。自分の土地はなく、十分な収入もないので、兄弟は就学をあきらめざるを得ませんでした。でも、彼女は奨学金を受けることができ、中学校に通う事が出来ています。休日は母親の仕事(ナイロンのかご作り)を手伝わなくては、家族は生活できません。大変ですが夢に向かって彼女は勉強を続けます。
スレイさん
たくさんの方に支えていただいています。
民際センターを通じて支援しているラオスの女の子に、会いに行ったことがあります。
首都のビエンチャンから車で8時間の、ガスも水道も通っていない村の方々は皆さん優しくて、何だか里帰りをしたような気分に。
子供達は毎日、水を汲みに遠くまで行かなくてはなりません。
それでも「大人になったらお医者さんになりたい!」と、未来に夢を抱いていました。
子供達の夢を実現するお手伝いが、少しでもできればと思っています。
民際センターは、2014年に内閣府より「公益財団法人」として認定されました。納税者が公益財団法人や認定NPO法人へ寄付した場合、以下のような税制優遇対象となります。
寄付金から2,000円を引いた額の最大50%が戻ってきます。
≪税額控除方式で寄付金から控除される金額≫
◆例:1年間に1万円の寄付をした場合…
(1万円-2,000円)×0.4=3,200円【所得税】
(1万円-2,000円)×0.1= 800円【住民税】
=最大4,000円が「確定申告」を行うことで戻ってきます。
寄付金控除について詳しくはこちら
寄付の方法はどのようなものですか?
クレジットカードによるご支援で、毎月自動引落しになります。
一口/月 1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円 のご支援より選択が可能です。
*クレジットカード以外を希望される方は、事務局までお問合せ下さい。
支援の中止、解約はできますか?
いつでも支援の中止や解約は可能です。事務局までお問い合わせください。
寄付の方法はどのようなものですか?
クレジットカードによるご支援で、毎月自動引落しになります。
一口/月 1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円 のご支援より選択が可能です。
*クレジットカード以外を希望される方は、事務局までお問合せ下さい。